予想通り、台風の影響で会場にたどりつくのに、3時間もかかってしまいました^^;)
おかげで、茂木健一郎さんのお話を聞くことができず....
へたくそながらレポートを書いてみました。
1.まずは企業データを出す 2.APIの存在を知らせる 3.多くの開発者に広める 4.様々な利用者に届ける 5.サービスを使ってもらう
ってことらしい。
APIは、開発者からすれば自前で準備できないようなデータを調達できるしサクっと作れちゃうので、開発の幅は広がるかもしれない。
ただ、結局はAPIなのでそれ自体の品質についてを提供元も利用者側も十分考えていかなければならないだろうな....というのが率直な感想。
最近ではAPIを提供する企業は増えているので、今後の動向を更にWatchする必要がありそうですね。
まつもとさんの講演。
正直このようなネタの話をまつもとさんからお聴きするのはちょっと贅沢?もったいない?という感じがします。
印象的だったのは、受託開発で納めたシステムが「イメージと違う」といわれて腹がたったことがあった。後輩に「こういうのを作って」と言って、イメージと違うものが出てきて、思わず「作り直して」と言ってしまった。というお話。
実は、何が正しいかなんて誰も分かっていないし、ターゲットは常に移動しているので、開発にはこういうターゲットの変化にも柔軟に対応できる体制を作ることが必要だとおっしゃっていました。
まさにそのとおりでそういう変化にも柔軟に対応できるのはやっぱRubyかなと思っています。
江島健太郎さんのお話です。
Lingrの理想と現実はかけはなれたものだったとのことでしたが、Lingrをもっとよくしていく開発をするのではなく、LingrはLingrとして残し、Lingrの開発から得た成功や失敗などをふまえて新しいものを一から再構築するとおっしゃっていました。
私にはこういう発想がなかったです。
いつも作ったものをよくしようとして深みにはまって結局挫折...の繰り返しだったので、成功・失敗をきちんと見つけた上で再構築していくことも時には必要かなと思いました。
Google 鵜飼文敏さんのお話です。
ソースコードをよく読み、コードレビューを行うことの重要性について強くおっしゃっていたように思います。
あとは、Googleの採用試験について、皆さんの質問が集中していました。「ソースコードは何百行も書けても、FizzBuzzみたいな基本的なプログラミングができない人はかなり多い」というお話でした。
はてなCTOの伊藤直也さんのお話です。
とにかく俺の話でかなり面白かったのです。私と同じ年なのに私の何百倍も努力していて、すごくいい刺激をもらいました。
# ちなみに、ISPに在籍していた..ってところは私と同じですね。
コードを書けない、書く時間がないということを人のせいにしていた自分に気づいて、それでも書くしかないと思ったこと。そして、はてなブックマークはかなり荒業だけど自分が胸を張って作ったといえるサービスで10万ユーザもいるんだ! っていう話がとても印象的でした。
戀塚昭彦さんのお話。
私は2chとかニコニコ動画とかが苦手で、キセキさんが(楽しく)見ている姿を見ながら、何が楽しいんだろうって疑問に思っていたのですが、1週間もかからないありえない速さでニコニコ動画を作ったというお話とかを聞いてニコニコ動画については興味が沸いてきました。
使ってみようかな....
本当はもう少しいたかったのですが、予定があったのでライトニング・トークスは聞けず... そのうち、YouTubeやニコニコ動画で配信されるようです。
ITproにもレポートが掲載されています。->こちら
とにかく、面白いイベントでした。エンタープライズな話よりハッカーな話の方が面白すぎたので、自分はハッカーではないけどそっち寄りなのかなと思った一日でした。
あとは、kuromomoさんに感謝感謝。
ITpro Challenge!、面白かったですねぇ。 <br>私もニコニコ動画に対する偏見(?)がなくなりました。 <br>実際に話を聞くと、すごいですよね。
先日はありがとうございました。kuromomoさんのおかげで有意義な時間を過ごすことができました。 <br> <br>ニコニコ動画使いましょー。 <br> <br>今度は横浜でお茶でも。