大学時代に教育実習に行った小学校で、私が担当したクラスの生徒がミスユニバース日本代表に選ばれたようです。
テレビ見て、その顔、話し方、見てすぐに分かりました。 思わず、実習の最後の日に撮った写真をさがしたら2枚あって、見たら 面影がありました。 未だに自信がないけど、年齢差・生い立ちからみてもたぶん間違いないかな。
もちろん彼女の21年の人生のうちのたった2週間なので、もちろん私のことなど覚えていないはず。 でも、たった2週間の教育実習の中で、私がこんなに彼女のことを記憶しているのには理由があります。
彼女は、クラスでもリーダー的な存在で、勉強も運動もできる子で、 今を思えばあのような表舞台がとても似合っているなと思います。 (ちなみに小学生のときから背も高くてスラっとしていたなあ) 実習中には手紙のやりとりもしていました。
それは、算数の授業での出来事。
小数の筆算の授業で、「出来る人は手をあげて」といったら真っ先に彼女が手をあげたので、早速当ててやらせました。
ただ小数の筆算の書き方が、 例えば、
0.05 × 0.15 --------- 0 25 0 0 5 -------- 0.00 75
要は、計算の途中の書く必要のない0を書いていたので、私は対応に迷った挙句、「このような書き方は間違いじゃないけど、0は必要ないよ」と言いながら彼女が書いた0を消してしまったのです。
担任だった先生にも「慣れたら0を書くのをやめてやってみようね。」というふうに言わなきゃだめだと怒られましたが、その日一日彼女はずっとしょんぼりしたままで、あのときの顔は今でも忘れる事はありません。
そのことがきっかけのひとつで、自分には学校の先生はできないと思った出来事だったので、すごーく彼女のことを覚えているのです。
でも、10年くらいたってこういう形で彼女を見る事ができたのは とてもうれしいし、何より元気でやってるんだなあということが分かっただけで十分です。
ほんとに陰からだけど、世界のミスユニバースになれるように応援していきたいです。
教育実習の先生のことは,いろんな先生がいた,ということくらいしか,あまり覚えてないですねぇ... <br>年に8週間か10週間くらい,まさに「入れ替わり立ち代り」に実習が来たもので... <br> <br>ただ,中学の理科の本職の先生に指示されて私をいじめさせられた実習の先生は,今から思うとかわいそうでしたねぇ... <br>